埼玉県の所沢市は、適度に栄えており、子育て家族を支える買い物スポットや、支援センターも充実した街として人気です。
所沢市なら、マイホームを検討するのにふさわしい街でしょう。
今回の記事はファミリーに向け、夫婦で協力する「共有名義」について解説します。
マイホーム購入の参考に、ぜひご覧ください。
「共有名義」など不動産購入での登記方法は2つ
不動産を購入し、名義の登記する方法には2つあります。
ちなみに登記とは、社会に対して権利関係などを示すため、登記簿に記載をすることです。
登記の方法のひとつは、1つの不動産について、購入した1人の名義とする「単独名義」です。
たとえば、夫のみが住宅ローンを契約して購入すれば、不動産は夫の単独名義となります。
しかし、もうひとつの方法である「共有名義」は、夫婦がそれぞれの持ち分をもつ登記です。
購入方法も、それぞれが出資をして1つの不動産を取得します。
たとえば、4,000万円の戸建てマイホームを入手するために、夫と妻が2,000万円ずつ出資し合ったら、各人が1/2の割合で持ち分で共有名義にされます。
共有名義は相続で活用されるほか、単独ではマイホームの不動産取得が難しい場合になどに使われます。
「共有名義」で不動産購入するデメリット
夫婦で協力できる、共有名義での不動産購入にも、いくつかデメリットがあります。
たとえば、住宅ローンにかかる費用も、2本分になってしまうことがデメリットです。
将来、共同名義の不動産を売却するなら、必ず夫婦両方の同意が必要なことも注意点です。
売却以外にも、補修などする場合も同様です。
また、権利関係は通常よりも複雑であることや、離婚時には手続きが煩雑なこともデメリットとしてあげられますので、先々を視野にいれて検討することが大切ですね。
「共有名義」で不動産購入するメリット「特例のフル活用」
共有名義で不動産購入すると、うれしいメリットも多数あります。
大きなメリットは、「住宅ローン控除」を夫婦それぞれ受けられることです。
住宅ローン控除は、その年の年末のローン残高1%相当を10年間(特例期間中は13年間)減税できるという制度です。
単独名義のときよりも、節税面でお得になります。
また、将来、売却したら最高3,000万円まで控除できる特例も、共有名義の場合には夫婦各人で3,000万円を受けられるのがメリットです。