一戸建ての外観はサイディングによって大きく印象が変わるので、できるだけ長くきれいに保ちたいものです。
しかし、サイディングのメンテナンス方法やリフォームの時期について、くわしく知っている方はあまり多くありません。
今回はサイディングとは何か、リフォームが必要な時期や理由についてご紹介します。
一戸建てでリフォームが必要となるサイディングとは?
サイディングとは、一戸建ての外壁に貼る仕上げ材のことです。
大きく分けて「窯業系サイディング」「金属系サイディング」「樹脂系サイディング」「木質系サイディング」の4種類に分けられます。
そのなかでも窯業系サイディングのシェア率は、新築一戸建ての70~80%を占めています。
サイディングの特徴は塗り壁やタイル仕上げと違い、工場で作られたパネルを貼り付けて施工することです。
これにより施工が簡単になり工期が短く済むため、費用が安く抑えられるのが普及した理由の1つでしょう。
またタイル調やレンガ調などデザインや色の種類も豊富で、品質が安定している点も人気の理由です。
一戸建てのサイディング材にリフォームが必要な時期や年数
サイディングの寿命は種類や施工環境にもよりますが、約40年前後と言われています。
サイディングはセメントと木質系の繊維を練り合わせて作られており、水を吸収すると劣化して強度が落ちてしまいます。
劣化してもろくなると貼り替えのリフォームが必要で、貼り替えには古いサイディングの撤去も含め14~25日程かかるでしょう。
しかしサイディングの劣化スピードは、メンテナンスをしているかによっても大きく変わってくるので注意が必要です。
一戸建てのサイディングリフォームの前に~塗装をする理由~
サイディングは、表面を塗装することにより防水効果を持たせています。
しかし時間が経つと雨風や紫外線によって表面の塗料が劣化し、防水効果がなくなることによってサイディング自体が劣化してしまうのです。
表面の塗料が劣化してくるのが7~15年で、その時期にメンテナンスとして塗装工事をすることで防水効果を回復させられます。
メンテナンスの目安となる劣化症状としては、触ったときに手に粉がつくチョーキングという症状があります。
また外壁のひび割れや目地のひび割れ、塗膜の剥がれなどもメンテナンスが必要なサインになるので注意しておきましょう。
まとめ
デザインの豊富さや費用の安さから、一戸建ての外壁にはサイディングが多く採用されています。
サイディング自体が劣化した際にリフォームが必要ですが、時期はメンテナンスの有無で大きく変わるでしょう。
塗装することで防水効果を維持し劣化を抑えられるので、約7~15年を目安にメンテナンス塗装することがおすすめです。
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