家を売却する際、内覧時に買い手に与える印象は売却の成否を左右する重要な要素です。
しかし、多くの売主はどのように振る舞えば内覧時の印象をアップできるのか知らないまま家を売却しています。
そこで今回は、家を売却する方へ向けて、内覧の事前準備、当日の対応方法と注意点を解説します。
内覧前の準備はスケジュール調整と掃除が重要!
とくに重要なのは、できるだけ内覧を多く受け入れるために、内覧希望者の予定に合わせてスケジュールを調整することです。
内覧希望は土日祝日に集中するため、家の売却期間中はできるだけ休日に外出予定を入れないようにしておきましょう。
また、不用品を処分して室内を片付けたうえで、こまめに掃除をしていつでも内覧できる状態にしておくことも重要です。
なかでもキッチンやトイレなどの水回りをきれいにしておくと、家全体の印象がアップします。
できればインテリアも工夫したいポイントです。
新築物件や不動産会社が管理している中古物件では、インテリアをコーディネートしておしゃれな雰囲気を演出したり、入居後の生活を想像しやすくしたりしています。
そうした物件にも見劣りしないよう、リビングのファブリック類の色を揃える、生活動線を意識して家具を配置するなど、できる範囲でインテリアを整えましょう。
内覧当日はどう対応する?
普段はスリッパを使用していなくても、内覧当日は家族や内覧者、内覧担当者(不動産会社)の人数ぶんの清潔なスリッパを用意しましょう。
内覧者は近い将来自分がその家に住むことを想定していますので、他人がスリッパを履かずに室内を歩くのを不愉快に感じる可能性があります。
内覧者の到着直前には、すべての部屋を明るくし、換気もしておきましょう。
家に入ったときに薄暗い印象があるとその印象をあとから払拭するのは難しく、室内ににおいや湿気がこもっているとイメージダウンにつながります。
内覧者が到着したら、日当たりや家の設備、周辺施設など、家のアピールポイントを説明しながら室内を案内します。
間取りや設備などが記載されている資料があれば準備しておきましょう。
内覧対応時の注意点
内覧時に生活感が強すぎる家は、購買意欲をそそりません。
不用品を片付けて掃除をし、すっきりした印象になるよう心がけましょう。
また、室内を案内する際、売主が常に内覧者に付き添う必要はありません。
売主が積極的すぎると内覧者はプレッシャーを感じますので、とくにアピールしたいポイント以外は、内覧者から質問を受けたときに答える程度で十分です。
とくに注意が必要なのは、内覧者と不確実な約束をしてしまうことです。
「売却前に庭木を伐採しておいてほしい」「良いですよ」というように売買条件を口約束してしまい、契約時にトラブルが発生することがあります。
条件交渉は不動産会社の担当者を介して、文書など証拠が残る形でおこないましょう。
まとめ
家を売却する方へ向けて、内覧の準備・対応方法や注意点を解説しました。
内覧時の印象を良くできるよう、事前に片付け・掃除をしておきましょう。
また、内覧中に口約束で売買条件の交渉はせず、不動産会社の担当者を介するようにしてください。
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