長期優良住宅とは?購入するメリット・デメリットについてご紹介
マイホーム購入を検討しているなかで「長期優良住宅」という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。
マイホームを購入するのであれば、より良い住宅を選びたいと思います。
ここでは長期優良住宅とはどのような住宅なのか、購入を検討するときどのようなメリットやデメリットがあるのかを解説します。
長期優良住宅とは?購入する際のポイント
長期優良住宅とは何を指してそう呼ぶのか疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
わかりやすくいうと、長期間にわたり快適に住み続けられる住宅のことで、平成21年6月に長期優良住宅の認定制度が始まりました。
認定される条件にあるのは、長期に使用するための構造や設備の対策がされていることが挙げられます。
たとえば耐震性においては、建築基準法レベルの1.25倍の地震の力に対して倒壊しないなどの条件です。
その他にも居住環境に対して配慮がなされていることや、また建物の点検や補修などの維持保全計画に関して方法を定めていることなどさまざまな基準をクリアしていなければなりません。
長期優良住宅を購入する際にどのようなメリットがあるのか?
長期優良住宅を購入する際のメリットとして、住宅ローンを利用してマイホームを購入するときの所得税や住民税が10年間にわたって年末時点の住宅ローン残高1%が控除されることが挙げられるでしょう。
令和5年度までに入居をする場合、年末の住宅ローン残高の0.7%が最大で13年間控除されます。
また新築住宅を購入する際には、固定資産税の減税期間が通常の住宅よりも延長されるメリットもあるでしょう。
一般的な一戸建て住宅は5年間、マンションが7年間に延長されます。
ただし住宅面積が50㎡以上280㎡以下、床面積が全体の2分の1以上を占めるなどの規定がありますので、購入する前に減税の対象になるのか計算することをおススメいたします。
長期優良住宅を購入する際のデメリットは?
長期優良住宅を購入する際のデメリットには、申請して審査にかかる費用が5~6万円ほどかかることが挙げられます。
住宅建設会社や公務店に設計図の作成や申請書類などをお願いすると、手数料も含め20~30万円ほどかかることが多いでしょう。
さらに依頼先によっては代行申請料などが必要なところもあります。
また長期優良住宅は、定期的なメンテナンスが必須であることもデメリットかもしれません。
維持保全計画において点検や修繕は認定基準にもなっているからです。
これを怠った場合には認定を取り消されることもあるので、注意が必要です。
まとめ
長期優良住宅は、国が定めた基準を満たした質の良い住宅と公認されているため安心感があります。
住宅ローンや固定資産税の税金控除などのメリットがある一方で、費用やメンテナンスが必要なことはデメリットです。
総合的に考えて有利になると判断できれば長期優良住宅の購入を検討しましょう。
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