マイホームを住み替えるためには資金が必要ですが、現金で用意するのはそう簡単ことではありません。
逃したくない物件が見つかった場合、一時的な資金繰りの方法として有効なのがつなぎ融資です。
今回は、つなぎ融資とは何か、必要となるケースやメリットやデメリットについても解説するので、住み替えを検討中の方はぜひ参考にしてください。
住み替えにおけるつなぎ融資とは
つなぎ融資とは、住み替えをおこなう際に、新居の購入から住宅ローンの利用開始や、旧居の売却代金を手に入れるまでの間をつなぐ融資です。
融資といっても毎月返済していくわけではなく、期限が来たら一括返済をおこなわなければなりません。
あくまで一時的な融資であり、融資を受けてから一括返済するまでの融資期間が短く、1か月から長くても1年以内です。
また、一般的な住宅ローンと異なり、担保にできるものがありません。
そのため、金利は高いのが一般的ですが、住宅ローン設定の延長として通常の住宅ローンと同等の金利にしてもらえる場合もあります。
▼この記事も読まれています
新築一戸建てに必要な登記の種類とその費用は?
住み替えにおいてつなぎ融資が必要となるケース
今の自宅を売って新居の購入資金に充てようと思っていても、どうしてもあきらめられない物件を見つけてしまうことがあります。
このように、新居の購入と自宅を売却するタイミングが合わない場合が、つなぎ融資が必要となるケースです。
また、売却をおこなうには基本的に抵当権を抹消する必要がありますが、そのための資金が足りない場合もあります。
そのようなときも、つなぎ融資を利用することで抵当権を抹消できるようになるのです。
さらに、新居に住宅ローンを使えるようになったとしても、必ずしも決済日までに資金を調達できるわけではありません。
新居のための資金調達がどうしても間に合わない場合にも使える融資です。
▼この記事も読まれています
リノベーション物件を購入するメリットや注意点をご紹介
住み替えにおけるつなぎ融資のメリットとデメリット
住み替えでつなぎ融資を利用すると、自宅の売却が終わっていなくても、気に入った物件を見つけたら購入できるというメリットがあります。
また、買い先行の住み替えとなるため、引っ越しが1度で済み、仮住まいを用意する必要がありません。
引っ越し費用や家賃など、仮住まいのコストを削減できるというメリットがあるのです。
しかし、自宅の売却金額が思っていたより低かった場合、資金計画に狂いが生じるというデメリットがあります。
期限内に完済できなかったときは、さらに高い金利の遅延損害金を支払わなければなりません。
▼この記事も読まれています
家の購入で加入する災害保険!火災保険や地震保険の必要性とは?
まとめ
つなぎ融資とは、住み替え先の購入とローンの利用開始や、自宅の売却代金の入金までをつなぐ融資です。
新居の購入と自宅の売却のタイミングが合わないケースなどで利用されます。
気に入った物件を買い逃さないというメリットはありますが、資金計画が狂ってしまう恐れもあります。
私たち西武ハウジングは、所沢市の新築戸建てなどの物件を中心に取り扱っております。
お客様のご希望にピッタリの不動産情報をご納得していただくまでお探し致しますので、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓
西武ハウジング メディア 担当ライター
西武ハウジング(株)では、所沢市の西武線沿線周辺を中心に物件情報を取り扱っております。所沢市を中心とした西武線沿線周辺でお住まいをお探しの方に有益な情報をお届けするため、不動産情報を中心に記事をご提供します。