近年オール電化の物件の数が増えおり、中古物件でもオール電化にリフォームする方がいます。
今回は、オール電化にはどのような設備が必要なのか、オール電化にリフォームされた住宅の電気代とその違いについてご紹介していきます。
中古物件をリフォーム!オール電化にはどんな設備が必要?
そもそもオール電化とは、調理器具・給湯設備・空調設備といったすべてのエネルギーを電気で賄っているシステムを指します。
オール電化対象器具は、たとえば以下の5つです。
●IHクッキングヒーター
●電気温水器
●エコキュート
●床暖房
●浴室乾燥機
これらの器具は、電気で稼働しガスや石油などを使用しないため、CO2排出量も削減できます。
排気ガスを出さないオール電化はリスクの少ないシステムとして注目されています。
オール電化にリフォームされた住宅の電気代の違い
オール電化にリフォームしていない一般的な家庭の電気代の平均は、2~4人世帯で年間約10~13万円です。
一方、オール電化にリフォームされた住宅の電気代の平均は、年間約15~18万円になります。
つまり、月額平均で換算すると、一般家庭はおよそ8,300~11,000円、オール電化の場合はおよそ12,500~15,000円です。
約5,000円ランニングコストに差が出てきます。
オール電化のほうが電気代は高額になりますが、オール電化の電気代の多くはガス代も含んだ光熱費としての金額です。
そのため、一般家庭の電気代+ガス代の金額と比較してみると、オール電化が一概に高いとは言えません。
電気やガスの使い方によっては、オール電化にリフォームしたほうが安くなることも考えられます。
また、電力自由化に伴って、契約する電力会社や契約プランによっても電気代は異なってきます。
オール電化の料金プランは、使用する時間帯によって電気代が変わるのも特徴です。
たとえば、電気を使う機会の少ない夜間・休日などは電気代が割り引かれている一方で、昼間などの電気を使う時間帯は夜間よりも金額が高めに設定されています。
まとめ
今回は、オール電化にはどのような設備が必要なのか、オール電化にリフォームされた住宅の電気代とその違いについてご紹介しました。
オール電化は一般的な住宅と比較してランニングコストは高額になりやすいです。
しかし、電気代+ガス代の料金であることから、使い方や契約プランによっては安く使えるケースもあります。
ぜひこの記事の内容を参考に、中古物件をリフォームしてオール電化の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
私たち西武ハウジングは、所沢市の新築戸建てなどの物件を中心に取り扱っております。
お客様のご希望にピッタリの不動産情報をご納得していただくまでお探し致しますので、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓