不動産の売り方には、買取と売却の2種類があるのをご存じでしょうか。
どちらの売り方を選べば良いのかわからず、迷う方もいらっしゃるでしょう。
買取と売却には、大きく異なる点があります。
そこで、この記事では不動産買取と売却の違いについて解説します。
不動産買取と売却における「買主」の違いとは
不動産買取と売却の大きな違いは、「買主」です。
不動産買取の場合、不動産の買主は不動産会社です。
不動産企画・開発・建築などをおこなう業者が、不要になった物件や土地を仕入れて再販売します。
買取業者に「将来性がある物件」と認められれば、築年数が経った物件や傷んだ物件であっても買い取ってもらえる可能性が高いでしょう。
一方、売却の場合、買主は不動産購入を希望する個人です。
不動産会社が仲介し、購入希望者を探します。
売却では、なかなか買い手が見つからないことがあります。
築年数の古い住宅や立地条件に難がある不動産を売りたい場合は、買取を検討するのも1つの方法です。
不動産買取と売却ではどちらが早く売れる?成約スピードの違い
不動産買取では、最短3日~1週間ほどで成約に至ります。
一方、売却の場合、売れるまでに3か月~6か月、なかには1年かかるケースもあります。
売却では、買い手を見つけるために不動産会社が営業活動をおこないます。
広告を出して内覧をおこなって買い手を探すため、成約までに時間がかかるのです。
買取の場合は、不動産会社や買取業者が直接不動産を購入するため、スピーディーな売却が可能になるのです。
成約のスピードが早いのは「不動産買取」、遅いのは「不動産売却」であると言えます。
しかし、早く売りたいからといって、不動産買取を選べば良いという訳ではありません。
買取の場合、売却よりも不動産売却価格が低くなることがあります。
とは言え、高く売りたいから時間をかけて売却すれば良いわけでもありません。
買い手が見つからない不動産は、時間の経過とともに不動産の価値が下がってしまいます。
買取と売却のどちらが良いかを検討する際は、成約スピードと売却価格の両面を考慮して決めることが大切です。
まとめ
不動産買取は、買主が不動産会社であることから、個人を対象とする売却に比べて早く売れやすい特徴があります。
すぐに不動産を手放したい方場合や、なかなか買い手が見つからない場合は、買取を検討してみると良いでしょう。
買取と売却の違いを理解し、不動産売買にお役立てください。
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